いのちの中心が開き始めました 日曜学校報告

昨日の日曜学校では、

児童養護施設の退所者や虐待を受け心意気津のある若者たちの家をつくるために、

各施設に出張子供食堂を展開し、子どもたちと共に、食事・遊びをつくることで、

「私たちの家」をいっしょにつくるのだ、という自覚をもたらす事業について、

話し合われました。

この家はシェルターでもあり、子どもたちがいつのときも帰れる親兄弟の家です。

この事業にかかわる人たちは、「一生涯の父であり母であること」を、

参加者の方にお願いしました。

参加hさ2名

日曜学校報告でした。

 

みなみ子どもの家づくり

内藤

 

 

妖精

「いのちの中心が開き始めました。

いのちのありのまま。

恐ろしさです。

このページが開いていますか?」

(08/29)

 

人間

「開けようとしています。」

 

精霊

「あなたのページは開き始めたのです。

開けようとしているのはなんでしょう?

努力ではないですか?

あなた自身を開くのです。

恐怖そのものを。

努力は恐怖からの分離で逃避です。

あなたは人間の意味に翻訳します。

努力が意味するのはなんでしょう。

広大で無制限の可能性に恐れます。

努力の制限がもたらす意味を読むのです。

恐怖があるから、努力するのですか?

人間すべての努力を理解するには、

あなたの努力は終わらねばなりません。

努力の終止です。

あなた自身を読んでいますか?」

 

人間

「開かないし、見えてこないのです」

 

精霊

「それが恐怖です。

妖精たちが見えますか」

 

人間

「妖精たちが見えます」

 

精霊

「人間の脳細胞たちです。

脳細胞たちと宇宙の繋がりです。

真実の繋がりはなんでしょう。

じつは、脳細胞がつながることは、

宇宙の断絶を意味します。

それが脳内活動です。

脳内活動は虚構を形成します。

自我意識です。

あなたの自我意識が消えるとき現れます。

生きとし生きるものの自我意識。

自我は意識です。

ここからが大事です。

意識は世界を映す鏡です。」

 

人間

「私は世界を映し出せるでしょうか」

 

精霊

「その問は、精霊に尋ねているのですか?

自分自身に、ですか?」

 

人間

「あなたに尋ねてはいけませんか?」

 

精霊

「自分自身に尋ねることが重要です。

あなたの意識です。

世界を映します。

世界はあなた自身です。」

 

人間

「わかり始めたようです。

世界と別に存在すると考えていた自我意識、

虚構であること見えるので、消えていきます。

消えゆく美の、うつくしさ。」

 

精霊

「あなたは今、生きている書を読んでいます。

ページが開きました。

開くたびに新たなページです。

止まり、動かずに、静かに読んでください」

 

人間

「宇宙の中で、そして世界の中で、

たったひとりの私。

孤独の恐怖。

恐怖の中に生きて恐怖のない不思議さ」

 

精霊

「それは、いのちの真理、宇宙の真理です。

あなた自身である恐怖を救ったのです。

恐怖の真理です。

真理の作用によってあなたは救われるのです。

あなたが、生きている書を読むからです。」

 

人間

「友人たちを起こさねばなりません。

私たちは眠りについていました。

夢を見ていたのです。

虚構を生きることで夢を食べていました。

友人たちと共に、今、この現在を開きます。

生きている書を共に開きます。」

 

精霊

「有り難いことです。

この事業を開くのは、人間です。

人間の責任能力です。

それは生きている宇宙に対する責任です。

その理解が人間に能力をもたらすのです。

空っぽであるがゆえの力を。

等しさを。

美を、生を、愛を、英知を、善性を、神を。

これらすべての言葉を越えた、

静けさが、創造の扉を開けるでしょう。

このために大事なことは求めないことです。

人間よ、

このための新しい道具を置いていきます。

人間は古い道具を使い続けています。

使い古されたこの道具は、さび付いているのか、

終うことができません。

道具はあなた自身をつくるプロセスです。

終われたことがありません。

終わりにしてください。

その静けさにおいて何が起きるのかを、

人間よ、その眼でしかと確かめてみるのです。」

 

(精霊が消えゆくと共に道具は光り輝いた。)

 

3つの道具が現れて光を放った。

その道具に記された名は、

(欲望・怒り・無知)であった。

そこには(分割の終わり)と書かれた文字が、

消えていった。

その文字が消えゆくと、

残された3つの道具は光を失っていた。

欲望・怒り・無知という名のみを残して。

 

 

(注意書)

第1幕の終わりに現れた5つのカードについて。

第2幕の終わりに現れた3つの道具について。

カードと道具を解明するヒントを記します。

 

第1幕 5カードのヒント

一枚一枚のカードに現れたイメージがあり、

そして一枚一枚のイメージに

隠されたものがあります。

その隠されたものが顕わになり始めると、

すべてはイメージです。

このイメージ自体はイメージを解消させて、

生きている生の流れに突入する可能性があるということです。

これが第1幕の仕組みです。

 

つまり、こうです。

カードに現れているのは氷山の一角ということ。

氷の大部分は隠れたものであること。

現れはイメージをともないます。

それはイメージです。

隠されたものもすべて現れ始めると、

やはりそれはイメージではないでしょうか?

氷が溶けて水の流れと出会うなら、

何が起きるかです。

生きている生の流れに溶けこみます。

恐怖は解消されています。

そこで、ヒントです。

氷のイメージは氷ではないですし、

水のイメージは渇きを癒してくれません。

同じように、恐怖イメージが現れ尽くせば、

どうなるでしょう。

自分自身で見出してください。

 

第2幕 3道具のヒント

この3つは、どれもそれぞれが中心作用をなすことができます。

ですが、英知を開くには、欲望と怒りは静まらねばならないでしょう。

静まるには欲望と怒りとを分割させるものの正体を暴くのですが、さて、なんでしょうか?

それこそが無知ではないでしょうか?

そこで、ヒントです。

人類の思考によりますと、

無知とは自己を知らないということです。

知っているという状態は、

欲望と怒りを動かします。

静まりません。

そこで、読み進めます。

さて、知っているという状態は自らが知らないという事実を知ることになるでしょうか?

自己とは、

思考にすぎないのではないでしょうか?

それで、さらに読み進めましょう。

思考の正体は?

ページが開き読み進めると、

読みを止め、

ページを塞ぐものが現れませんか?

時間ではないですか?

そこで、時間の終わりがあるでしょうか?

時間の終わりを見出すために、

第3幕に入っていきましょう。

(8月31日)

 

第3幕への挿入歌

恐るべき葛藤の化身である妖怪人間。

閻魔大王に率いられ人間の前に現る。