開くたびに新たなる書物  地球を救う忍法(第2幕 生きている書を読むことの法と術)第3ステージ 子供食堂報告

私たち人間は、開くたびに新たなる書物。

生きている書を開き、読むことができるでしょうか?

計りがたい人間の英知を、今現在において解き放てるでしょうか。

昨日の子供食堂は18名、新しいボランティアも来てくださいました。

お母さん方には、

「地域の母として、地域の子どもたちを見まもってくださるでしょうか」

「分別を越えた母という思い、自覚をめざめさせられるでしょうか」

と、問いかけました。

 

みなみ子どもの家づくり

内藤

 

 

第3ステージ

人間

「私は、人間たちすべてに物質的に必要なもの・衣食住を分かち与え、生きていく上で必要な知識と経験とをもたらしたいのです。

地球に生きる人間すべてに、です。

どうか、力を、その力を、私にお与えください」

(30年8月27日)

 

精霊

「よろしいでしょう。

あなた自身に、力を与えましょう。

そのために、あなたという書物、

私という書物、人間という書物を読みましょう。

このために、妖精たちよ、人間の鏡たれ。

人間よ、妖精たちは、あなた以外の人類です。

妖精は、あなたを映す鏡です。

そこに映された映像は、あなた自身です。

すなわちそれは人類の、お姿です。

この本を開いて、共に読みましょう。

よろしいですね」

 

人間と妖精

「君たちは、幼くして解き放たれた、魂ですね。

生きているものの鏡を引き受けてくれるの」

妖精

「私たちは、人間に、地球を救う忍法を得てもらいたいです。

生きている鏡を引き受けます。

どうか、お力が、人間を解き放ちますように」

 

精霊

「それでは、みんな、集まってください。

生きている本を開きます。

人間の本です。」

(人間に向かって)

「あなた自身が、今、開かれていきます。

第1ページは、いっしょに読みましょう。

そこには、あなたが、コピーであることが、

記されていますね。

コピーされた人間です。

妖精たちよ、人間に映し出すのですよ。

ありのままを」

 

妖精が映す人間

「私は、コピーされた人間です。

私は、これがいやです。

認めたくありません。

私は、私です。コピーではありません。」

 

精霊

「知識と経験は人間をコピーする。

妖精たちよ、ありのままを映してください。

人間よ、動いてはいけませんよ。

止まってください。

そして、とても静かにしているのです。

人間が、あまりにも、

当たり前だと思っていることです。

事実を事実として動かずに、止まって。

見えてきましたか。」

 

人間

「確かに、見えてきました。

私たちは、確かにコピーです。

ですが、正確にコピーされませんね。

一人一人、コピーを使って、自分を守るために、

戦い続けています。

私たちは、矛盾しています。

矛盾を生きています。

人類の知識と経験は、正確さを失います。

ゆがめられています。

お互いに、傷つけ合い、破壊し合います。

これは、いったい、どういうことでしょう?」

 

精霊

「妖精たちよ、よく映してくれました。

知識と経験で、何がつくられていきますか?」

 

妖精

「ありのままを映します。

知識と経験で、国がつくられ律法をつくり宗教をつくり治めます。

経済活動が始まり国のために税金などの制度を作り、国のために働きます。

ものすごく細分化され専門家されて、

多くの教育をその専門職にありつけるために受けていますね。

様々に体系化された学問もたくさんあります。

国が多くのお金をつぎ込むものと、そうではないものも、たくさんありますね。

多くの遊びが、働くだけではおもしろくないので、生み出されます。

すごい娯楽産業ですね。

スポーツ、芸術、文化、趣味、楽しみ、です。

これらはすべてが知識と経験でつくられます。

それに、科学技術です。

すごいことをしでかしています。

大きな橋を架け、高層ビルを建て、海底を探索し、人工衛星をとばします。

医療技術はめざましく、細胞をもつくれます。なかなか、死なせてはくれません。

人生100年の時代に入ったと言われます。

知識と経験の成果です。」

 

人間

「ありのままを見ています。

なぜ、矛盾する生き方をするのでしょう?

動かないで、止まって、見ていますが~。

あー、そうなのですか。

知識と経験とで、考えをつくる。

考えること自体が考えのもと?」

 

妖精

「私たちを見ていてください。

まだ、逃れてはいけません。

逃げないで。

ありのままを見ているのです。」

 

人間

「私の考えが、私の心を形作る。私をつくる。

この私には、どうすることもできません。

映し出されている世界は、私自身です。

どうにかすることができましょうか?」

 

妖精

「不幸なことです。

人間たちは、

これをどうにかしとうとしてきました。

有り難いことに、

本当に存在しがたいことにも、

今、どうすることもできないの。

今、とても静か。

考えること、思考が映されていますか」

 

(没我と恍惚の中で思考の動きが輝いている)

 

人間

「何が、起きたのでしょう。

この静けさの雰囲気はなんでしょう。

人間の中心作用。

人間同士を、深く断絶するものの正体。

にもかかわらず、なんて美しい。

これを伝え、分かち合うことは可能なのでしょうか?」

 

精霊

「あなたは一人です。

コピーではないのです。

何が起きていますか。

無量のもの、計り知れないエネルギーが、

今、あなたを包んでいるかも知れません。」

 

人間

「このエネルギーと、どのように生きれば」

 

精霊

「次のページを開いてください。

妖精たちよ、お願いね」

 

妖精

「いのちの中心が開き始めました。

いのちのありのまま。

恐ろしさです。

このページが開いていますか?」

(08/29)