時間空間の分割と囚人との関係

(6分割する時間空間・7実体の重さ・8関係)

 

ルールブック6からです。(時空分割・希望)

どうか、囚人の話を聞いてください。

「私」は、人間全体と別にあると考えます。

「私」は、考えにすぎません。

この二重性に、「私」は気づけません。

わかってもらえますか?

このとき「私」の現前において分割が現れます。

時間と空間の分割です。

生きている光、真理の光との分割です。

「私」は光をなくした状態です。

「私」の条件は闇です。

「私」の住み家である監獄は闇が条件です。

闇において「私」が投影する光が映し出されます。

未来です。

希望です。

たんなる映像です。

現在をスクリーンとして搾取し、映された過去です。

未来の希望に気づけないことが囚人の条件です。

分割された時間と空間が監獄をつくります。

わかってもらえますか?

どちらも自分自身です。

計られた空間、思考でできた現在のスクリーン化です。

スクリーンに映し出されているのは、時間です。

映し出されている過去は、経験と知識です。

記憶の中身として投影されます。

この理解を求める人には、図で示すことができます。

《葛藤が開くときに無明において見える自我の門》

「お知りになりたい方は囚人を訪ねてください」

記憶の中身は蓄積された経験と知識です。

思考がこれを分離します。

すると中心の重さ、時間、空間です。

これは二重性です。

内と外で起きます。

これが囚人のロック状態で二重ロックです。

重さが質量誤差としてロックされ、時間の鎖、

計量空間のスクリーンが監獄の壁です。

あなたのロックと囚人のロックが融合するとき、

解除の可能性です。

ですから、囚人の立場で聞いてください。

未来の希望、理想の実現は幻影です。

ですが、希望をなくさないでください。

現在を開けば、今をいっしょに開けば、現れます。

理想を実現する必要などありません。

希望は、今、開き始めたからです。

 

 

本日の子ども食堂は、約30名で、新しく一組の親子がきてくれました。

お母さん方が合計で7名おばあさんが一人の計8名の父兄ですが、

みんなに、ルールを作らずに、現在において、見て行います。

と、伝えました。

お母さん方は近隣の子どもたちが心の中においては、

みんな我が子だと考えてください。

ここで、いっしょにいる間だけでもいいですので、

みんなでつくる家だということを、

心にとどめておいて欲しい、

ルールを作りません。

これだけのお母さんたちが集まってくれれば、

この関係が、家です。

近隣で、個食を余儀なくされている子がいて、

その親が、仕事などで忙しいなら、

どうか、おばちゃんたちが、いっしょにつくっている家があるから、

ご飯食べにおいで、と言ってあげてください。

みなさんは、この地域の母です。

と、伝えました。

これが、みんなでつくる家づくりのルールかも知れません。

そして、みんなで、少しは分かち合えたかも知れません。

 

みなみ子どもの家づくり

内藤